塗装は完全に素人なので、入念に下調べ。
目標はサンバースト塗装。
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WALK Bメロ〜サビ
CHAGE&ASKA「WALK」のBメロ〜サビのウクレレデュオアレンジ。
どんな時も 僕のことは君がわかる 心を La la la… 無くしても 抱きしめる度 歩き出せる
君を失うと 僕の全ては止まる いつも離さずに暖めるよ
ミュージックパーティ反省
「Girl」が弾けて大満足。
それだけで何もいらない気もするけれど、このままだと自己満足に陥る危険が高いので、いろいろと振り返り。
(69)Girl:振り返りとCメロ前の2小節
12/26
頭から弾いてみて、細かい運指を見ていく。第一弾。
また、Cメロの前2小節がなんか変なので見てもらう。
そして最後の10分で、「Time After Time」(ウクレレ版)のイントロをざっくり教えてもらう。
そろそろ、細かいレッスンの復習より、練習しないといけない。
とりあえず箇条書き。
振り返り
長いことストラップを付けずにウクレレを弾いてきたので、ストラップを使う習慣が無い。
ストラップは付けてるのに、結局膝と腕と手でウクレレを支えている。
もっとストラップにウクレレを預けちゃって良い。
ことに、この曲のように横移動を多用する場合は、左手をフリーにしておくことが重要。
横移動を多用し、ファンキーな感じが出せる。
その代わり、音がブチブチ切れるので、優雅な感じは消えてしまうけれど。
Cメロ前の2小節
サビ「優しく壊れるGirl」が終わって、Cメロ「君と僕のどっちが先に」が始まる前までの、プチ間奏。
基本はイントロのギターパートの繰り返し。
しかし、Cメロ直前の2小節のギターの音だけ、よくわからない。
原曲はコーラスの音がかぶってしまっていて。
(楽譜見てもピンと来ない)
先生に耳コピをお願いする。
原曲の1小節を何度も繰り返し聴いて、自分で弾きながら音を取っていく。
コードの音に対して、9thの音を使ってるとか、そういう仮説を立てながら聴いていく。
Time After Timeのメロディアスな伴奏
ギター曲で、自分でもやってみたいと駆り立てる曲はほとんど無いのだけれど、この曲はいつかやると決めている。
このメロディアスな伴奏が非常に心地良い。
伴奏だから、基本的にはコードの音を弾くわけだけれど、合間合間にコード音以外のスケール音を鳴らしていく。
コード音以外のスケール音は、つまりはテンションコードで使われる音なので、小節の中の一部分でテンションコード感が出る。
次のコードのルート音に向かって音が動いていくと、進行感が増す。
メロディアスな伴奏で言うと、ジミヘンのwind crysとかlittle wingとかも。
(68)Girl:曲のスケール分析とCメロ
12/12
人生で一番聴いた楽曲は間違いなく「Girl」。でも飽きない。
楽曲全体のスケールの話と、Cメロのアレンジ。
スケールは、モーダルインターチェンジの視点から整理すると、すっきりする。
Cメロは、アレンジャー松本晃彦のキーボードと、ASKAのボーカルが面白く絡むところなので、それをソロで表現したい。
(67)Girl:Cメロのコード進行分析と間奏のリズムパターン
11/28
アレンジの大きな構成は、 イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→間奏→サビ
イントロ~サビは作り終えたので、あとはCメロと間奏。
Cメロのコード進行の分析と、間奏での基本のリズムパターンを見てもらう。
Cメロ~間奏のコード進行分析
Aメロ~サビでは今の二人の関係を歌い、Cメロでは未来に来るであろう二人の別れを歌っている。
Cメロと間奏の役割は、単純に盛り上げることではなく、不安感や不穏さを高めることと言えるだろう。
コード進行を分析してみると、メジャースケールとマイナースケールを行ったり来たりする、どっちつかずの不思議な進行になっている。
モーダルインターチェンジの分析
Cメロでは、Bb minor Scaleに転調する。
しかしコード進行を追っていくと、Bb minor Scaleのダイアトニックコード以外のコードが出てくる。
「君と僕のどっちが先に」(GbM7→Ab→GbM7→Ab)
「雨の中の旅に出るのか」(Eb→Bb→Eb→Bb)
「そのときの君も そのときの君も とても綺麗だと思う」(GbM7→Gb6→GbM7→F)
モーダルインターチェンジの分析表を参照すると、Bb MajorとBb minorを行ったり来たりしていると考えるのが妥当か。
Bb Ionian(Major) Bb,C,D,Eb,F,G,A |
BbM7 Bb,D,F,A |
Cm7 C,Eb,G,Bb |
Dm7 D,F,A,C |
EbM7 Eb,G,Bb,D |
F7 F,A,C,Eb |
Gm7 G,Bb,D,F |
Am7(-5) A,C,Eb,G |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Bb Aeolian(Minor) Bb,C,Db,Eb,F,Gb,Ab |
Bbm7 Bb,Db,F,Ab |
Cm7(-5) C,Eb,Gb,Bb |
DbM7 Db,F,Ab,C |
Ebm7 Eb,Gb,Bb,Db |
Fm7 F,Ab,C,Eb |
GbM7 Gb,Bb,Db,F |
Ab7 Ab,C,Eb,Gb |
トニックとドミナントを行ったり来たり、トニックとサブドミナントを行ったり来たり、どこに行きたいのかよく分からないコード進行だけれど、それが却って不穏さを出しているから面白い。
間奏に至っては、GbM7とFを行ったり来たりする。
半音ずれたメジャーのコードが、ダイアトニックコードに共存するようなスケールは、レッスン内で見た限り存在しなかった。
スパニッシュっぽい曲調からハーモニックマイナースケールも先生が確認してくれたけれど、見つからない。
つまり間奏は、Bb minor ScaleとBb Major Scaleを行き来しているのだと言える。
この放り投げた感じが特徴的。
なお、Beatlesの「Day Tripper」も、コードがどこに行くのか分からない不安定な進行を持ち、不穏さを出している曲だとか。
コードを調べてみると、確かにメジャーのコードばかりで進行しているので、モーダルインターチェンジを繰り返しているのだと思われる。
間奏のリズムパターン
Cメロ以降は、ウクレレデュオにする予定。
間奏での、伴奏のリズムパターンを作る。
間奏アレンジbefore
まず、自分で作ったアレンジ。
原曲のイメージ「タンツクタンツクタカツクタンツク」を再現してみる。
三拍目の頭(Xのところ)を、他の拍の頭に比べて弱めにしている。
間奏アレンジafter
先生のアレンジ。
ポイントは、曲の他の部分のリズムと合わせてあることと、3拍目にアルペジオが挿入されていること。
1点目「他のリズムと合わせる」は、自分も迷っていて、うまく組み込めなかったところ。
イントロ等では、2拍目と4拍目に「X」(クリック)の音を挿入している。
でも前述の間奏アレンジbeforeでは、3拍目の弱拍を表現するのに「X」を使った。
一方、こちらでは単音を鳴らすことで、弱拍の表現としている。
また、2点目「アルペジオ」。
クラブミュージックらしさ、均質に刻まれるリズムの感じを出すために3拍目にアルペジオを入れている。
弱拍、強拍を作ることで、波のようなリズムが生まれるけれど、そうするとクラブミュージックのような均質さが消えてしまう。
そこに単音のアルペジオが続くことで、均質さを埋め込むことが出来る。
クラブミュージック
クラブミュージックに影響を与えているファンク。
ファンクだと、ハネたリズム(シャッフル)が多いので、そういう場合には、上述のようなアルペジオの挿入はいらない。
洗練されたシティ感があるクラブミュージックでは、跳ねたリズムではなく、均質なリズムが特徴的。
CHAGE&ASKAのイントロ分析(1)
CHAGE&ASKAのキャッチーなイントロについて分析する。
まずは、アルバム『PRIDE』〜『RED HILL』あたりを分析。(つまり一番売れた時期)
キャッチーなイントロは、言ってしまえば売るためのテクニックのような気もする。
でも、90年代CHAGE&ASKAの特徴の1つであることは間違い無いので、ざっくりと分析しておく。
なおこのキャッチーさが、CHAGE&ASKAの趣向なのか、アレンジャーの趣向なのか、どっちかは不明。
(66)作曲レッスン
11/8。
DTMをやっている友人と作曲コラボすることになったので、作曲のレッスンをお願いする。
いろんな曲のギターアレンジを手がけてきた先生が、作曲の手法をざっくりと整理してくれる。
「調和」「対比」「コンセプトベース」の3つ。
もちろん、これ以外の手法もあるかもしれないが、作曲の際にいろいろ試すという視点ではこのざっくりした整理は有用。
ASKAバラードのメロディのタイム分析(1)
ASKAのメロディのタイム(間の取り方等)がすげえ、ということで、タイム分析。
とりあえずターゲットはアルバム『SCENE』『SCENE II』。
「ターツターーツターーツターー」というパターンを見つけたので、まずはその視点から整理。
CHAGE&ASKAのモーダルインターチェンジ(1)
気付いたモーダルインターチェンジを、順次まとめていく。
コードをI〜VIIで表記すれば、一般化してまとめることが出来るのだと知る。
結局、モーダルインターチェンジはコード進行の裏付けを与える理論でしかないので、最終的にはコード進行のパターンとして捉えて良いのだ。
とりあえず、今回は全てASKA曲。
PRIDEに引きずられて、主に別れの歌を分析。