PRIDEの間奏部分でトレモロ奏法を使いたい。 でも、いろんな人がいろんな奏法を「トレモロ」と呼んでいて、実は頭がこんがらがっている。 「単一音」「複数音交互」「複数音同時(和音)」の3つに整理してみる。 続きを読む 3種類のトレモロ奏法
カテゴリー: 楽曲研究
憧れのあの人が見ているものを見るために。
引き算のアレンジではなく
CHAGE&ASKA「PRIDE」のアレンジを開始。
素人ながら、楽譜を見つつ、パズル的にメロディとコードを組み合わせて、ウクレレソロアレンジを作ってみた。
でも早々に行き詰まって、先生のところへ持って行ったところ、いろんなアイディアが出てきて、自分の引き出しの少なさに&音楽の自由度の高さに驚いた。
自分の最初の思考は引き算のアレンジだったのが反省点。
「トウキョータワー」Aメロのモーダルインターチェンジ?
結論から言えば、モーダルインターチェンジではなかった。
部分転調と言うのかな?
ともあれ、理論で後追いできないけれど、素晴らしい音楽というのは存在する。
自分の耳で音楽作れる人ってすごいなあ。
ということで、モーダルインターチェンジの分析は、「音の外し方」をカテゴライズするために使うことにしよう。
「音が外れた」っていうことに気付くためのダイアトニックコードに関しては、しっかり習熟しよう。
「PRIDE」のモーダルインターチェンジ
CHAGE&ASKA「PRIDE」。
この曲の力強さの一端はここにある(と思う)。
歌詞の盛り上がりと連動して、モーダルインターチェンジしている。
Ionian(Major)からLydianへ。
もちろんこんなの曲の細部の話でしか無いが、細部の集積こそ芸術。
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Eb Major Scaleのキャラクター(仮)
穏やかに盛り上がり、溢れそうなまでに膨らみながらも、綺麗に着地するラブソング。
もちろん、ラブソングじゃないEb Majorもいっぱいあるだろうし、このまとめ方は適切じゃないかもしれないけれど、自分の好きな曲がここに揃っていた。
BIG TREEのドミナントモーション
王道のコード進行「ドミナントモーション」を、CHAGE&ASKAの名曲「BIG TREE」に発見。
ようやく「ああ、この進行か」と腑に落ちる。
32ビートと逆ロール
まさかの32ビート。
そんなわけは無いだろうと、無意識のうちに16ビートと解釈していたら…。
以前の記事では勘違いしていたので修正。
× 8ビートの合間に、16ビートを挿入
↓修正
○ 16ビートの合間に、32ビートを挿入
また、32ビートを挿入するだけだとそこが浮いてしまうので、小節の最後には逆ロールを入れている。
この細部にまで宿る魂…。
Aldrine GuerreroのImagine
Aldrine GuerreroアレンジのImagineをコピーしています。
ウクレレの可能性が最大限に引き出された魅力的な一曲。
ダイナミクスという視点から、この演奏の凄みを考察してみました。
リズムパターンにおける静と動
ウクレレ初心者向けの本を読んでいて分かりにくいのが、ストロークの練習の際に「1拍目にアクセントを付けましょう」と書かれているところ。
一拍目だけ強くストロークしてみるけれど、微妙な違いなのでよく分からない。
そのアクセントの部分に、例えばロールを入れてみたりすると、音質が違うからアクセントが際立って起伏が見えやすくなる。
強く弾くことに意味があるんじゃなくて、対比から起伏を生み出すことに意味があるんだ。
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静と動を作り出す技術
ここでは、aldrine guerreroがこの曲で使っている静と動を表現する技術を書き出して見る。