BIG TREEのドミナントモーション

王道のコード進行「ドミナントモーション」を、CHAGE&ASKAの名曲「BIG TREE」に発見。
ようやく「ああ、この進行か」と腑に落ちる。

海の上にそびえる 「V7:不思議な」「I:木を」
大きな旗を立てて 「V7:眺めて」「I:いる」
眠りからさめて 「V7:夢を着替え」「I:た」
どんな季節にも 自由の姿で 「V7:倒れ」「I:ない」 気がしたから

CHAGE&ASKA楽曲なら理屈抜きで行けるわ。
V7→Iの進行がドミナントモーション。
不安定な和音V7に一旦振って、安定の和音Iに戻ってくるという、大きな動きをしつつも安定感で締めるコード進行。
「不思議な→木を」の進行はとても好き。

この動きのあるコード進行をより効果的なものにするために、「海の上に」は同じ音の羅列。
サビの解放感を与える「WALK」や「僕はMUSIC」の局所版。
そして「そびえる」でガッと音が上昇(16ビートで高速に駆け上る)して、ドミナントモーションにつなぐ。

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