ウクレレのコードの形を整理する。
カテゴリー: 楽曲研究
憧れのあの人が見ているものを見るために。
LOVE SONG イントロ
PRIDEタブ譜
洋楽っぽく歌う
ASKAは「洋楽っぽく歌う」ために、「粘っこく」歌っている。という話。
「粘っこく」の意味は具体的には分からないけれど、PRIDEアレンジの中で、洋楽っぽさを一つ発見したのでちょっと考えてみる。(※見つけたのは先生)
8分音符に同じ音を2つ乗せる、ということ。
まあ、本当に「洋楽っぽさ」なのかどうかは検証出来てないけれど、メロディを崩さずに歌詞を入れる技術には少なくとも関連していると思う。
歌詞の言葉遣い PRIDE編
歌詞の言葉と、日常の言葉は違う。
他の人が何となしに歌詞に言及するときに、若干言い間違っていたりするのを見て、「この歌詞は独特な言い回しなんだな」と気付くことがある。
もう15年以上聴いている曲だから、言葉遣いの面で違和感を抱くことは無くなってしまったけれど、先生と一緒にPRIDEをアレンジする中で、久しぶりにそんな機会があった。
アレンジと演奏
ここ最近の思い込みの一つは、「ウクレレの可能性を引き出すための鍵は、演奏ではなくアレンジにある」ということだった。
Jakeが本当にすごいのは、演奏ではなくて、そのアレンジにあるんじゃないか。
ということで、ここ2〜3ヶ月はPRIDEのアレンジに没頭していたのだけれど、いざアレンジが終わってみて、「あ、やっぱり演奏が重要かも」と思い始める。
きっかけは、ASKAソロのWALKツアー(2009年)のPRIDE演奏を見て。
そんなタイミングで、昨日のレッスンでは「音を届けること」の話になる。
右手に込められた力強さは、音に表れる。
恋人はワイン色 Aメロ
CHAGE&ASKA「恋人はワイン色」のAメロのウクレレソロアレンジ。
「すれ違う 君に見とれて スローモーション 跳ねたワイン 君のドレス」
サビの16ビート感
サビのアレンジは、ストロークでコードを鳴らしつつ1弦(+4弦)でメロディを奏でる、いわゆるジャカソロのスタイル。
コードとメロディを組み合わせれば出来上がるので、「なんだ、意外と簡単じゃん」というのが最初の感想。
ところがどっこい、リズム感を出す、ということを考えると、非常に奥が深い。
「サビはもうちょっと16ビート感が欲しい」と先生に何度か言われ、昨日のレッスンで具体的に直してもらって、ようやくなんとなく分かる。
16ビート感、難しい。
Aメロのアレンジ
一番難航した気がするAメロ。
メロディと一緒に和音感を出す。それと同時に、和音が出すぎてメロディを埋もれさせないための取捨選択が必要。
イントロのアレンジ
PRIDEアレンジ。
イントロ(インスト部分)は、意外と簡単。
楽譜に書いてある通りに、コード、メロディを組み合わせれば、ほぼ出来る。
対して、ボーカルのメロディラインを際立たせたいところ(歌部分)では、メロディを殺さないように音の取捨選択が重要になる。
イントロが簡単とは言えもちろん、楽譜には現れない演奏の妙というものがあるわけで、レッスンではそこをコピーすることが主眼となった。