3種類のトレモロ奏法

PRIDEの間奏部分でトレモロ奏法を使いたい。 でも、いろんな人がいろんな奏法を「トレモロ」と呼んでいて、実は頭がこんがらがっている。 「単一音」「複数音交互」「複数音同時(和音)」の3つに整理してみる。

トレモロの分類

小刻みに音を鳴らすことを「トレモロ」と総称するらしい。(by Wikipedia) ウクレレインストでは、和音の印象を強めたり、ボーカルが声を伸ばしているところの代替として使ったり出来る。 ここでは、鳴っている音の違いから、以下のように整理してみる。

  • 単一の高さの音を小刻みに鳴らす
  • 複数の高さの音を交互に小刻みに鳴らす
  • 複数の高さの音を同時に(つまり和音)を小刻みに鳴らす

単一音のトレモロ

単一の高さの音を小刻みに鳴らす。 弾き方は複数あって、Aldrine Guerreroのレッスン動画に整理されている。 見た目に格好良くて好きなのは、手首のひねりをつかって親指を小刻みに動かす奏法。

なお、同じ奏法で2弦同時に鳴らせば、後述の「複数音同時のトレモロ」になる。 Aldrine Guerreroが「Uke on a Stick」で使ってる。

この2弦同時はなかなか難しくて、自分にはまだできない。 習得の仕方は、このサイトで解説されていて分かりやすい。 「重音トレモロ奏法」という独特な名を使われているけれど、「二重跳びという比喩」が秀逸。

複数音交互のトレモロ(クラシックギターのトレモロ)

これはクラシックギター由来の奏法らしい。 勝誠二「きらきら星」など。

複数音同時(和音)のトレモロ(トレモロストローク)

人差し指でのストロークを細かくして、和音を小刻みに鳴らすトレモロ。
Jake Shinabukuroの「Yesterday」が効果的。(18分12秒付近)

演奏のときに大事になるのは、ストロークの基礎。右手首の力を抜くこと。
手を洗った後に手を振って水を切るような、そんな動作をする。(と、我が先生、林本陽介が言っていた)

トレモロストロークにも、弾き方によっていくつかバリエーションがある。 Jakeのように指の爪を使う以外に、指の腹を使うものもある。 親指と人差し指を交互に使い、ダウンでは親指の腹を3〜4弦に当て、アップで人差し指の腹を1〜2弦に当てる。 キワヤ商会の○○先生(←失念)の生徒さんが使っていた奏法。 腹を当てた時の音がきれいで印象的だったのだけれど、該当する奏法の動画が見つからず。

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