サビの解放感

ひとり咲き~私的チャゲアス随想~「WALK」より

Aメロはメロディーがありません。「HEART」の「がんばることだけが~」の部分や、「僕はMUSIC」の出だしのように同じ音を羅列するパターンです。これは特別変わった手法というわけではありません。ビートルズの「JULIA」など古今東西いろいろな人がやっています。淡々とした展開が続くからこそ、Bメロ・サビでの解放感はたまらないものがあります。

サビ前の別メロディー

ひとり咲き~私的チャゲアス随想~「SAILOR MAN」より

この歌に始まったチャゲアスの曲作りの特徴があります。最後のサビのリフレインの前に「別メロディー」が挿入されているんですね。A-B-C(サビ)-間奏-A-B-C-D(別メロ)-C(サビ)という作りです。今では当たり前のように思えますが、チャゲアスでは「SAILOR MAN」が初めてなんです。「ものがたりだと~」からはじまる8小節の部分のことです。

CHAGE&ASKA楽曲のキー(主調)分析(仮)

これはどちらかと言うと、失敗のログ。
「キーにはそれぞれキャラクターがある」という話を受けて、ならば「CHAGE&ASKAの曲でそのキャラクターとやらを分析してやろう」というのがモチベーション。
手元にある楽譜本、特に公式に出版されてる(だろうと思われる)楽譜本を参考に、90年代の楽曲のキーを書き出してみた。

何が失敗かと言うと、このキーは本当に正しいのか、というのが検証出来ていない点。
どの楽譜本のキーが正しいのかが不明なのだ。
いくつか重複して持ってる楽譜があるので比較してみると、それぞれ「Original Key=●」とかって書いてあるのだけれど、それが食い違っていたりする。
なのでこの表をベースにキャラクターを考えると、間違ったキャラクターを想定してしまう危険性が…。
大枠で捉える分析はとりあえず保留して、まずはアレンジしたい曲に絞って詳細に分析していく方法に切り替える。

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「Girl」「no no darlin’」「BIG TREE」「RED HILL」の楽譜をコピー。(楽譜本のままだと重いので。)
今年の前半に、これらのうちどれか1つをウクレレソロアレンジすることを目標にしよう。
選定の基準は、

  • 歌詞よりも、音(メロディ、コード等)が好き
  • ウクレレでやれたらすごいかも
  • 手元に楽譜がある

アレンジの際の移調について

原曲のキーに合わせるべきか、それともウクレレが得意とするキーに移調すべきか。

最初の自分の考え
「ウクレレが得意とするキーに移調する」
なぜこう考えたかと言えば、ウクレレが持つ一番美しい音を活かしたいから。
一方で考えから抜けていたことは、「それぞれのキーが持つカラーがある」ということ。
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