どこの分野でも同じような話はあって。
必要は発明の母、は音楽分野でも当てはまるらしい。
歌手Patti Cathcartの隣にいたギタリストTuck Andressが独自の奏法を生み出したように。
「必要」に目を向けているか、ということを少し反省。
避けるべきは、憧れの人やらテクニックやらに入れ込みすぎて、「必要」に目を向けなくなってしまうこと。
去年の自分を振り返った時の課題は、Jakeのコピーでいっぱいいっぱいになってしまっていたこと。
知らないプレイヤーを調査することもなくなっていたし、本当に好きな音楽との距離は離れていたし。
人前で弾いて「Beatlesが好きなんですか?」と声をかけられる度に、「いや、というよりJakeが好きなんです」と答えていた。
今年は自分の好きな楽曲の中に飛び込んでいこうと思う。
そういう中で自分にとってのニーズを探していく。
一方で同時に、Jakeのコピーは続けたい。
ウクレレの音が自分の感情と直結していると言う、彼が見ている景色を、コピーという行為を通して少しでも見てみたいから。
ともあれ、現時点で自覚しつつある自分のニーズは、「高速ストローク、高速アルペジオ以外でも、サビの盛り上がりを作れるようになりたい」。