ASKAソロの代表曲「Girl」のウクレレソロアレンジに挑戦しました。
ASKAの実験曲を借りて、「ウクレレの実験」を目指しました。
原曲
歌:ASKA
作詞・作曲:ASKA
編曲:松本晃彦 / ASKA
ウクレレソロ
アレンジ:私 と 林本陽介(先生)
間奏アドリブパート:林本陽介
アレンジコンセプト
「え、こんなのウクレレじゃ弾けないでしょ?」と思う楽曲を並べてみて、その中から選んだのが「Girl」。最初はどんなアレンジになるのか、想像も付かなかった。
90年代後半のASKAは、新しい音楽を模索して、尖った曲をいくつか発表している。例のブログ記事でも、「バンドサウンドを迎え撃つ楽曲」を模索していたと語っていた。そんな中で辿り着いた極の一つが「Girl」。
まず、「Girl」という曲のコンセプト。
「Girl」が収録された実験アルバム『kicks』と言えば、「クラブミュージックとロックの融合」というキャッチフレーズが知られる。それを、どこかのブログで「Girlは打ち込みとアコースティックの融合だ」という解釈をしている人がいた。なるほど確かに、松本晃彦のコンピュータミュージックと、Robbie McIntoshのギター(ライブ版なら古川昌義のギター)の絶妙な融合は、この曲の外せない特徴だ。
打ち込みのリズムと、印象的なギターフレーズ。この2つをウクレレソロで両立するために、ギターデュオAcousphereの奏法を参考にした。手を握るような動きで弦を弾くプラッキング、指を弦に置くことでカチっとクリック音を鳴らす等。さらに楽曲の魅力をウクレレの上で展開するために、Jake Shimabukuro等の若手ウクレレプレーヤーが使うストローク奏法や、思いつく限りのアイディアを詰め込んでいった。
まあ、なんだかんだ言って、「ASKAの曲はすごい」というのが伝わればゴールです。
Tab譜
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