7/5、7/25の2回で、名渡山遼のthe sound of silenceの一部分をコピー。
良い意味で、見事に原曲を壊している。
ウクレレだからこそ出来るアレンジ。ウクレレでしか出来ないアレンジ。とても好きな一曲。
しかし、これをアップロードしたのは7週間前で、そこからも毎日ウクレレ動画をアップロードって…。すげー。
今までコピーしてきたJake Shimabukuro、Aldrine Guerreroと合わせて、この3人からは独学してたときに非常に影響を受けた。(モチベーションの意味で)
一部とは言え、ようやくこの3人をコピー出来てうれしい。
自分が漠然と好きだなと感じる演奏を、先生のおかげで言語化出来るので、非常に有り難い。
名渡山遼の特徴
JakeもAldrine Guerreroも名渡山遼も、多彩なストロークを使い分けて演奏を彩る。
指の爪を当てる、指の腹を当てる、小さく動かす等々。
普通にストロークをしてしまうと、ベタッと平坦でくどい演奏になってしまう。
JakeやAldrine Guerreroは、曲のダイナミクスの表現にストロークを使い分けることが多い。
一方で、名渡山遼はドラムが刻む細かいタイムを実現するために、ストロークを使い分けているのではないか。
というのが先生の見立て。
いやもちろん、Jakeにもそういう傾向はあるだろうから、完全に分けれるものではないにしろ。
少なくとも、今回のこの演奏については、このドラムのようなストロークが、自分にとって魅力的に思える要因なんだと知ることが出来た。
ドラムのようなストローク
ドラムのようなストローク。「ダーン ツクチャン」っていう感じのストローク。
弦に当てる指を変えることで、音の強弱を変え、リズムに濃淡を付ける。
実際にそれをどう実現するかと言うと。
例えば、「(People talking without) speaking」の部分のストロークパターン。
勝手に定義した記号だけど、凡例は、
記号 | 備考 | 弾き方 |
R | ロール | 小指、薬指、中指、人差し指を順に当てる |
↓ | 文字の無い矢印 | 人差し指の爪でダウンストローク |
↓T/I | 文字付きの矢印 | 指の腹を当てる。T:親指、I:人差し指 |
↓ | 文字の無い小さい矢印 | 人差し指の爪を使って、右手を小さく動かす |
表の上から下に行くに連れ、音量は小さくなる。
分かりやすさのためにロールと書いたけれど、実際には人差し指と中指くらいしか当てていない様子。
ちなみにロールはAldrine Guerrero先生の解説が最高に分かりやすい。
小さい矢印の部分、右手は拳固を握り、小刻みに動かしやすくしている。
このまったく違う動きを、シームレスに行うことが重要。…難しいところ。
その他
自分の癖
人差し指でのピッキング、手首を回転させて、なでるように音を鳴らすことが多い。
Jakeのコピーのときに出てきた動作だ。
でも、しっかり鳴らす部分では、指を握りこむ動作で弦に当てて音を鳴らすこと。
16beatのリズム感を付ける
音楽を聴くときに、ベースを意識してみる。
ベースはリズムの捉えどころを示してくれる。
ベースでもゴーストノートなどを使うことで、16ビートを表現している。
ベースが16ビートを鳴らすところは、その曲の中でも16ビートが重要なところ。
例えば、James Jamersonの演奏。
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