ギターが弾きたい、というよりも、AcousphereのTime After Timeが弾きたい。
この心地良さの秘密は一体何なんだ。
Contents
演奏の姿勢など
まずは初めてのギターなので、姿勢など。特にこの曲を弾く上で重要な姿勢。
ギターを抱える位置は、ギターのくびれが膝の上に乗るくらい。ウクレレのときよりも腕を後ろに引いて、ギターのボトムを脇に抱える感じ。
右手の付け根は、ブリッジに触れるか触れないかくらいの位置に来る。右手の親指は、弦と水平になるように伸ばす。太いベース音を鳴らすために、弦を真横に弾くためだ。
ベース音を鳴らすときは親指のダウンで弾く。また、ベース音は同時に鳴らすことは少ない。つまり、5弦と6弦は同時に弾かない。
イントロ
この曲は、8ビートのゆったりした曲に聴こえるけれど、ところどころ16ビートが顔を出している。
ローマ字は運指を示す。t:親指、i:人差し指、m:中指、r:薬指、p:小指。
1小節目
左手は上手の通り。右手の動かし方は、「ベース音は親指で弾く」ということで、4弦、6弦は親指で弾く。
コードF
1小節目のコードはFの変形。
まず、普通のF。
1フレットはセーハ。Fコードのセーハのコツは、力任せに挟むのではなく、親指をネックの裏の真ん中へんでしっかり突っ張って、てこの原理を働かせて全部の弦を押さえること。
また、下記のように、ギターのFコードの形は、ウクレレのBbコードの形が含まれている。
このアレンジでは、3弦を開放で弾いて、F9にしている。
16ビート
ここのポイントは、最後の16ビート。
左手はt→m→rと指を運び、右手は親指のダウン→アップ→ダウンで弾く。
リズムの取り方が難しいけど、右手だけでリズムを刻むのではなく、左手の押弦でもリズムを出すつもりでやる。
2小節目
コードG
まず普通のG。
余談で、ビートルGの話。
ビートルズが多用したと言われるGコードで、上記のGよりも3度の音(B)が一つ少なくなっている。
パワーコード(3度の音を除いたコード)の響きに近くなり、中立的な感じになる。
16ビート
ここの16ビートは、ハンマリングオンとプリングオフ。
3度→4度→3度と音が動く。
コードの音(3度の音)に、スケールの音(4度)を絡めていくことで、メロディックに決まる。
3小節目
Emコード
ここはEmなんだけど、結構変形されている。
普通のEmは以下。(色の塗られているどこかを押さえる)
クラスタコード
ここのポイントは、クラスタコードを上手く使った、音の響きの美しさ。
G(3弦0フレット)とGb(4弦4フレット)がクラスタコードを構成している。
クラスタコードは半音違いの音が集まったコード。
半音違いの音は、実際に弾いてみれば分かるけれど、少し不気味な、場合によっては気持ち悪い音に鳴る。
ここでも、GとGbだけでは気持ち悪い音。でもそこに、D(2弦3フレット)が加わることで、なんと不思議に、心地の良い響きになる。