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その2。今回は、Ska、Spanish。
Ska
Skaのリズムは裏打ち。PopsやRockでは表拍を強調するけど、ジャマイカ系のリズムでは表と裏が入れ替わる。
ゆっくりバージョン
早いバージョン
このリズムは、全部ダウンストロークで弾いている。ダウン&アップで弾くと、ちょっと違う雰囲気になる。
Skaの有名ドコロは、The Specials「A Message To You Rudy」や「Little Bitch」など。
レゲエとの関係。レゲエは民族的なSkaが他のジャンルと融合して、間口が広がった感じのジャンル?
サンバが広がってボサノバになったような?
レゲエの有名ドコロは、Bob Marley「I shot the sheriff」など。
Spanish
Spanish(1)
8ビートと16ビートを行き来するのがまず一つSpanishっぽい。
タイで伸ばしているところにアクセント。ストロークでアクセントを付けるときには、ついストロークを大ぶりにすることで対応しがちだけど、それだとリズムがズレてしまう。そうではなくて、弦に当てている人差し指の関節をぐっと固くして、弦に強く当てることでアクセントを付ける。
Spanish(2)
アクセントのタイミングが、3拍子と2拍子で入れ替わるのも、Spanishっぽい。
Spanishで今回参考にしたのはPaco de Lucia・Al Di Meola「Mediterranean Sundance」やPaco de Lucia「Impetu」。またTomatito「murcia peazo buleria」やAstor Piazzolla「Libertango」も参考になりそう。
FunkとSpanish
ウクレレで表現しようとすると、16ビートが共通するので、この2つのジャンルが近くなる。違いはなんだろうという話になり、アクセントの付け方と、8ビート16ビートの行き来が違うのかな、という話になる。
なお、その際に参照したFunkは、The Metersの「Welcome to new orleans」。
まとめ
今回のテーマは、ウクレレでいろんなジャンルのリズムを表現すること(主にウクレレソロやウクレレデュオを想定)。そのため特定の楽器をコピーしたわけではなく、楽曲そのものをふわっと捉えて、全体像を再現することに注力した。