Steinberg URシリーズ

オーディオインターフェースUR242を購入。
購入前に調べたことをメモ。

選定

ウクレレにピックアップを付けて何をしたいかと言えば、アンプにつなぐことよりも、パソコンにつないで録音すること。
パソコンにつなげようという時に必要になるのが、オーディオインターフェース。
なので、選定基準として重要なことは、どんな入力端子がいくつ付いているか。

URシリーズのラインナップ

なんとなく見つけたSteinbergのオーディオインターフェースに関する記事。
URシリーズ6機種のまとめ表が分かりやすかった。
自分のような遊び用途なら最小モデルのUR12でも充分な気はするけれど、将来的な拡張性を考慮してミッドレンジのUR242を選択。

メインに使う入力端子は、アナログ楽器用の入力端子4つ。

前面の入力端子は2つのコンボジャック端子。
マイクケーブル(三本の突起が付いたやつ)も繋げるし、ギターシールドケーブル(でっかいイヤホンジャックみたいなやつ)も繋げる。
プリアンプも付いているので、パッシブ型(電池が付いてないタイプ)のピックアップも使える。パンデイロ用のコンデンサマイクを使うときにも助かる機能。

また、2つのうち1つは、Hi-Z対応。→これ、いまいち分からないので後日整理。
少なくとも、自分のピックアップを使うなら、Hi-Z対応端子が必要みたい。
とりあえずHi-Z端子があれば良い、という感じらしいけれど、Hi-Z対応端子が増えるとお値段が上がるので、Hi-Z端子は1つで妥協。

背面の入力端子は、2つのTRSフォン端子。
前面の端子と違って、ギターシールドケーブルだけが差せる。
自分のピックアップをつなぐにはHi-Z対応端子が必要だけれど、エフェクター等を介せばHi-Z端子は不要で、この背面の端子を使えるらしい。

他のメーカーと比較しても、この価格帯でミッドレンジの機種を展開しているのは、Steinbergしか見当たらなかった。

以下、他に気になった機能のまとめ。

ループバック機能

友人と、妄想の域を出ないながらも検討している、対談イベント&配信に使えるかも。
対談の声を録音→配信しつつ、そこに追加でオーディオプレイヤーソフトでジングルを鳴らしたり出来る。

オーディオループバックという言葉をご存じない方も多いと思うので、簡単に説明すると、これは再生した音をそのまま入力できるという仕組みです。それの何がいいのかというと、iTunesやWindows Media Playerで再生した音を、そのまま録音したり、配信したりできてしまうわけですね。
オーディオループバックとDSPでネット生放送だ!

クラス・コンプライアント・モード(CCモード)

CCモードに対応していると、iPad等でも利用することが出来る。
主に上位機種UR44に関する記事。

もう一つ、UR44の特徴として上がられるのはCCモードというものが用意されている点だ。これはクラス・コンプライアント・モードの略だが、要するにiPadやiPhoneと接続して利用できるモードのこと。これはリアパネルにあるCC MODEのスイッチをオンにすると利用可能になる。ただし、この場合は内蔵のDSPを使うことができないため、単純に6IN/4OUTのオーディオ入出力機能として使う形になる。
藤本健のDigital Audio Laboratory 第579回

もっと言えば、標準ドライバで動くので、Linux上でも使えるということ。
Linuxでも動くというのは、個人的にはとても重要。

USBクラス・コンプライアントとは「標準ドライバで動作しますよ」という意味。WindowsでもMacでも、iOS、さらにはLinuxにおいても専用のドライバをインストールすることなく使えます、ということを示す言葉なんです。
USBクラス・コンプライアントって何のこと?

実際にubuntuで使っている事例。

そこでさっそく、先日取り上げたSteinbergのUR44をCCモードに設定した上で、USBで接続してみたところ、拍子抜けするほどあっさりと認識され、音を出すことができた。
藤本健のDigital Audio Laboratory 第582回

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