5/5、キワヤ商会で開催されたデイジーどぶゆきウクレレWSへ。
キワヤのワークショップは、レッスンとミニライブが付いていて、そのアーティストの魅力を余すところ無く知れるので好き。
ウクレレは誰にでも手に取ることができる簡単な楽器。
「こんなシンプルな楽器で、こんなすごい演奏を!」という軸を2000年代に打ち立てたのがJake Shimabukuro。
一方で「敷居の低い楽器だからこそみんなで弾こう」という軸もある。
それを担うお一人として、「デイジーどぶゆき」というアーティストに興味があったので、今回参加することに。
デイジーどぶゆき
例えば、被災地でライブをするだけでなく、ウクレレを配って実際に弾いてもらおう、という活動もしている。
シンプルな楽器、というウクレレの可能性を、真正面から追求すればこうなるんだろうなと思う。
ウクレレに対する姿勢の面で、密かに尊敬するプレイヤーのお一人である。
「オモエサンライズ」という曲が気に入った。ミニライブではウクレレソロバージョンが聴けたのだけれど、独特なソロプレイで、すごく綺麗だった。
ワークショップ&ミニライブでは、合間合間での小話に発見があったりする。
面白かったのは、「三線のようにウクレレを使いたい」という話。
三線の特徴は何かと言うと、(日本の民謡の特徴とも言えるそうだけれど)、歌と同じメロディをなぞって楽器を弾く、ということだそうだ。
ミニライブでも沖縄民謡が出てきて、確かに人の声にウクレレが付いていく。そんな楽器の使い方もあるんだな、というのは発見だった。
WSまとめ
課題曲は、オリジナルの「カバロンのテーマ」。
レッスン内容は、この曲を弾くこと自体より、ウクレレソロの一般的なコツに注力されていた。
出てきたコツを箇条書きにすると、
(主にジャカソロのコツ、ってことになるのかな)
- 譜面を見たら、まずはリズムを取る
- リズムって、具体的には何から始めればいいの?
- 小節レベルでリズムを考えると、コードの変わり目を意識するのが最初の一歩
- 例えば、一小節の中でコードが「C→F」と2つ出てきたら、何拍目でFになるのかを把握する
- ストロークにアクセントを付ける
- 例えば4ビート「↓↓↓↓」
- 「↓↓↓↓」のように、2拍目、4拍目にアクセントを付けたいとする
- 1拍目は4弦のみを鳴らし、2拍目は1〜4弦全部を鳴らす、という風に弾く弦を変えると良い
- メロディはトップノート
- メロディとコードをいっぺんに弾く場合には、メロディは一番高い音になる(つまり1弦)
- これは、メロディがコードの音に埋まってしまわないようにするため
ソロ弾く上で、非常に重要なポイント。
でも、もうちょっと、一般的なコツに留まらず、この曲を弾くコツにまでブレークダウンしてくれても良かったのかなと思った。
まあ、集団レッスンの限界かもしれないけれど。